【近代五種】東京オリンピック|日本代表選手候補は誰?(男女別)

投稿日:2017-05-15 更新日:


近代五種は全く性質の異なる5種類の競技を1人の選手が行う過酷な複合スポーツです。「キング・オブ・スポーツ」とも呼ばれ、ヨーロッパではとても人気がありますが日本では馴染みが薄く、オリンピックでのメダル獲得が悲願となっています。
今回は、2020年の東京オリンピックの近代五種競技の日本代表選手候補を男女別でご紹介します。

東京オリンピック2020 近代五種の日本代表選手候補は誰?男子

【岩元 勝平(いわもと しょうへい)】日本代表!
生年月日:1989年
身長:178cm
体重:68kg
出身地:鹿児島県
所属:自衛隊体育学校

全国的に有名な強豪スポーツ校である私立鹿児島実業高校出身です。高校までは自由形の水泳選手として活躍しましたが、卒業後は自衛隊へ入隊、自衛隊体育学校へ進み近代五種へ転向しました。
2012年から2014年全日本選手権大会を三連覇、2014年仁川アジア大会では個人で銅メダル、団体で銀メダルを獲得しました。
2019年11月12日に行われた、アジアオセアニア大会で1443点という
日本で最高の7位入賞し、みごと2大会連続のオリンピック出が決まりました。

【三口 智也(みぐち ともや)】
生年月日:1986年4月26日
身長:180cm
体重:67kg
出身地:和歌山県
所属:自衛隊体育学校

2016年リオオリンピックに出場しました(最終順位22位)。

3歳で水泳を始め、高校は県外でも有名な水泳の強豪高校である和歌山北高校に進学しました。自由形の水泳選手として活躍しましたが、インターハイや国体などで思うような結果が残せなかったこともあり、近代五種競技の選手としてスカウトされた自衛隊へ卒業後に入隊し自衛隊体育学校へ進みました。
近代五種へ転向後、2010年全日本選手権大会で優勝、2014年仁川アジア大会では団体で銀メダルを獲得、2015年アジア選手権でリオオリンピックの代表権を獲得しました。

【小野 友行(おの ともゆき)】
生年月日:1985年8月6日
身長:178cm
出身地:埼玉県
所属:警視庁

日本体育大学出身、東京ヴェルディトライアスロンチームに所属していた元トライアスロンの日本代表選手です。

トライアスロン時代は2006年から2008年アジア選手権大会U23に出場していました。近代五種への転向は2011年に警視庁へ入庁してからです。
初出場の2011年全日本選手権で準優勝、2015年全日本選手権で優勝しました。

東京オリンピック2020 近代五種の日本代表選手候補は誰?女子

【朝長 なつ美(ともなが なつみ)】日本代表!
生年月日:1991年8月22日
身長:169cm
体重:53kg
出身地:埼玉県
所属:警視庁

3歳から水泳を始め、高校は陸上部で駅伝のキャプテンとして活躍しました。両親ともに警察官であり、自身も卒業後は警視庁採用試験を合格して入庁。近代五種競技は警察学校終了後、2012年6月初任補習科を受けるために学校へ戻った際に警視庁近代五種部にスカウトされ入部しました。2014年、2015年全日本選手権の女子部門で優勝、2016年ワールドカップは総合6位となり、2017年ワールドカップでは総合4位となり、近代五種競技において日本史上最高順位となりました。
2019年11月12日に行われたアジア・オセアニア選手権では、合計1362点で見事2位になり、東京オリンピック代表を獲得しました。

【山中 詩乃(やまなか しの)】
生年月日:1990年8月3日
身長:157cm
体重:42kg
出身地:高知県
所属:自衛隊体育学校

2012年ロンドンオリンピックに出場しました(最終順位30位)

高校では陸上の長距離選手として活躍、卒業後は自衛隊へ入隊し陸上を続けようとしましたが、自衛隊の陸上部は女人禁制のため断念しました。その後、近代五種へ転向し競技歴1年7か月、国際大会3試合目でロンドンオリンピックの日本代表選手に選ばれました。女子の近代五種は2000年シドニーオリンピックから採用され、日本女子としてはこの時初めて出場することになりました。
2014年仁川アジア大会では個人7位、団体で銀メダルを獲得しています。

【黒須 成美(くろす なるみ)】
生年月日:1991年10月22日
身長:159cm
体重:52kg
出身地:茨城県
所属:東海東京証券株式会社

2012年ロンドンオリンピックに出場しました(最終順位34位)
父親と2代にわたる近代五種選手です。

小学校1年生から水泳を始め、小学校6年生より近代五種競技を始めました。中学時代の2006年アジア選手権では5位入賞。2011年アジア・オセアニア選手権で6位入賞して山中選手とともに日本女子初の近代五種競技のオリンピック出場権を獲得しました。
2014年仁川アジア大会では個人6位、団体で銀メダルを獲得しています。

【島津 玲奈(しまず れな)】
生年月日:1991年5月28日
身長:161cm
体重:51kg
出身地:熊本県
所属:自衛隊体育学校

高校では水泳のバタフライ選手として活躍し、卒業後に自衛隊へ入隊してから近代五種へ転向しました。2012年ジュニア選手権大会で8位、2012年アジア選手権大会では3位、2014年仁川アジア大会では個人5位、団体で銀メダルを獲得しています。

【伊谷 温子(いたに あつこ)】
生年月日:1988年7月4日
身長:167cm
体重:60kg
出身地:奈良県
所属:自衛隊体育学校

大学までは水泳の平泳ぎ選手として活躍し、卒業後に自衛隊へ入隊してから近代五種へ転向しました。2013年全日本選手権大会で優勝、2014年仁川アジア大会では個人16位、団体で銀メダルを獲得しています。

 

まとめ

近代五種は競技の中に水泳、ランニングが含まれていることから水泳や陸上長距離で活躍していた選手が転向してくることが多いようです。特に自衛隊体育学校はスポーツに特化した機関なので積極的に優秀な選手のスカウトもしています。

日本では競技人口が少ないものの若い選手を中心に増えてきているそうなので、東京オリンピック2020での活躍を期待したいですね。

以上、「東京オリンピック2020 近代五種の日本代表選手候補(男女別)」でした。

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