東京オリンピック2020 馬術の日程、会場、ルールと歴史

投稿日:2017-04-15 更新日:

東京オリンピック2020でも採用が決定している馬術競技は、選手の男女が区別されない唯一のオリンピック競技であることをご存じですか。動物を扱う競技としても唯一の存在である馬術競技ですが、まだまだその競技内容を知らない人も多いのではと思います。

今回は東京オリンピック・馬術競技の日程、会場と共に、そのルールと歴史についてご紹介します。

東京オリンピック2020 馬術の日程・会場

【競技日程】
・総合馬術・7月25日(土)~7月29日(水)
※全日、混合の日程となっております。

7月31日(金) 予選
8:00 - 11:10
17:30 - 20:55
予選
8:00 - 11:10
8月2日(日) 予選
8:30 - 11:55
8月3日(月) 決勝
17:00 - 22:15

・馬場馬術・7月31日(金)~8月3日(月)
※全日、混合の日程となっております。

7月25日(土) 予選
17:00 - 22:00
7月26日(日) 予選
17:00 - 22:00
決勝
17:30 - 22:20
7月29日(水) 決勝
17:30 -21:20


・障害馬術・8月4日(火)~8月8日(土)
※全日、混合の日程となっております。

8月4日(火) 予選
19:00 - 22:45
8月5日(水) 決勝
19:00 - 21:30
8月7日(金) 予選
19:00 - 22:25
8月8日(土) 決勝
19:00 - 21:20

 

オリンピック馬術競技は三種類に分かれており、それぞれで日程は異なります。間違えないように確認しておきましょう。

会場は夢の島競技場内に仮設で整備される予定の、「海の森クロスカントリーコース」に決定しています。
【海の森クロスカントリーコース】
所在地:〒135-0064 東京都江東区 青海三丁目地先
連絡先:03-5320-5590

馬術のルール

馬術競技は、人と生き物である馬とが一体となって行うスポーツです。オリンピックでは、選手が男女共に同じステージで戦う唯一の競技となっています。

また、体力面を馬がカバーしてくれるため、かなり幅広い年齢の選手が活躍している、他競技とは違った雰囲気を持つ競技でもあります。

馬術競技には何種類もの種目がありますが、オリンピックでは馬場馬術・障害馬術・総合馬術の3つが採用されており、それぞれに団体と個人の部があります。

下記からは、それぞれの種目の競技内容を確認してみます。

まずは「馬場馬術」についてです。「ドレッサージュ」とも呼ばれ、馬をいかに正確かつ美しく運動させることが出来るかを競う競技であります。

演技は、定型の馬場で1騎ずつ行われ、定められた歩様・歩度・運動課目で図形を描いていく形で行います。

決められた形で行う規定演技と、所定の課目を音楽に合わせて自由に組み合わせて行う自由演技とがあり、オリンピックでは団体が規定のみ、個人が双方での競技となっています。

審判員が各競技課目のごとに10点満点で採点し、その得点によって順位が決定します。

上級馬場馬術は8歳馬以上でないと出場資格を得られないなど、信頼にかける時間と調和と正確さが必要とされる、人馬一体の競技です。

続いては「障害馬術」についてです。跳び越えなければならない障害が設置されたコースを、乗馬して通過する技術を競う競技であります。

基本的に減点方式で得点を競う競技方法がとられており、バーの落下や破壊、規定タイムを超過した場合などが減点の対象となります。

馬が障害を避けたり、後退したり、前で停止したりした場合には減点と共に反抗がとられます。

反抗を2回数えられたり、落馬や障害の跳び越え順違反、障害の跳び越え方向違反などには失権がとられます。失権以降の障害は全て失敗とされるため、大幅な減点となります。

最終的な得点順で順位は決定しますが、等しかった場合には障害の難度を上げての決勝戦やタイムの早い方を勝者にするなどの処理がとられます。

上記2つの要素を含み、プラスしてクロスカントリーの審査が加わるのが「総合馬術」です。

馬術のすべての要素を盛り込んだ複合競技であり、3日間をかけて同一人馬により競技が行われます。

初日に馬場馬術(調教審査)、2日目にクロスカントリー(耐久審査)、3日目に障害馬術(余力審査)が行われ、合計得点の少なさが競われます。

最大の特徴は平坦な馬場から離れ、自然をいかし起伏の富んだコースに挑むクロスカントリーです。

世界レベルの大会ではコース長が6㎞以上、障害数が40箇所以上に及び、騎乗者の技術に加えて馬の体力や勇気などが問われます。

その他、馬術競技全体のルールとして、上級大会では黒や濃紺の燕尾服・白のキュロット・ストックタイまたはネクタイ・手袋・乗馬用ブーツの着用が義務付けられています。

馬術競技を知らない方々から見ても、この衣装から伝統と格式を感じるのではないでしょうか。

馬術の歴史

人間が馬に乗ることは歴史が古く、その歴史は多くの古代文明まで遡ります。

紀元前400年ごろには馬術書「馬術便覧」が作られており、その後の調教技術や管理方法の発展の基礎ともなっているほどです。近代馬術は中世の技術を美的に誇張した形で継承され、演技披露や芸術の枠から徐々に現代の競技スポーツへと繋がっていきました。

オリンピック競技としては、1900年のパリオリンピックで初めて実施されています。その後の2大会では実施が見送られましたが、1912年のストックホルム以降は常に実施される競技となりました。

1948年のロンドンまでは男子の騎兵隊将校のみに参加資格がありましたが、1952年のヘルシンキより選手の区別なく行われるようになりました。

日本の組織としては1922年に創設された「日本乗馬協会」が最初です。また、その前年の1921年に創設された「国際馬術連盟」にも創設メンバーとして名前を連ねています。

1932年のロサンゼルスでは、西竹一選手と騎乗馬ウラヌスが障害馬術個人での金メダルを獲得しており、現在までの日本勢によるメダル獲得としては唯一の記録であります。

まとめ

今回は、東京オリンピック2020・馬術競技の日程と共に、その歴史やルールについてまとめました。

近年のオリンピックではなかなか注目されにくい競技ではありますが、歴史と文化が詰まった、格式高く迫力のある競技です。人と馬との信頼関係が試されるオリンピック唯一のこの競技に、ぜひ注目してみてもらえればと思います。

以上、「東京オリンピック2020 馬術の日程、会場、ルールと歴史」でした。

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TOKYO五輪2020応援サイトの総合監修・記事掲載を務める、三福マサトです。 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに姉妹サイトの「ぐぐスポ!ニュース速報」では1000記事以上作成の実績

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