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東京オリンピック2020 トライアスロンの日程、会場、ルールと歴史

投稿日:2017-05-16 更新日:

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トライアスロンというと過酷なスポーツというイメージがありますが、最近では趣味としてトライアスロンを始めるという方も増えているそうです。
日本国内でも競技大会が開かれ、オリンピックでは2000年シドニー大会から採用されています。

今回は東京オリンピック2020のトライアストン競技の日程や会場、ルールと歴史についてご紹介します。

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東京オリンピック2020 トライアスロンの日程・会場

【開催日程】
男子:2020年8月4日(火)
女子:2020年8月3日(月)

会場:お台場海浜公園
所在地:東京都港区台場一丁目

会場となるお台場海浜公園では、毎年「日本トライアスロン選手権」が開かれており“トライアスロンの聖地”とも言われています。

競技はスイム(水泳)・自転車ロードレース(バイク)・長距離走(ラン)の3種目を連続で行われ、スイムはお台場海浜公園、バイクとランはお台場周辺道路で行われる見込みです。大会時には仮設施設が整備されます。

トライアスロンのルール

トライアスロンはスイム・バイク・ランの順で1人の選手が連続して行い、着順を競う屋外の耐久競技です。

トライアスロンの競技距離は男女によって差はありませんが、競技距離によっていくつか種類があります。主なものを3種類ご紹介します。

〇ショート・ディスタンス(オリンピック・ディスタンス)

スイム:1.5km
バイク:40km
ラン:10km1982年にアメリカのトライアスロン・シリーズで設定された競技距離です。
別名オリンピック・ディスタンスとも呼ばれている通り、オリンピックではこの競技距離で競われます。
合計51.5km、競技時間は2~4時間。オリンピックでは、男子は約1時間45分、女子は約2時間でトップの選手がフィニッシュします。
国際基準ともなっており、世界選手権をはじめ日本代表選考会など多くの大会で採用されています。一般参加が多いのもこのショート・ディスタンスです。

〇ロング・ディスタンス

スイム:4km
バイク:120km
ラン:30km合計154km、競技時間は10時間以上となることも多く、朝から晩まで競技するまさに過酷なスポーツです。ショート・ディスタンスでは物足りなくなったり、トライアスロンをじっくり取り組みたいといった方向けです。
競技距離がかなり長くなるので、相応の練習や事前準備が必要となります。

〇アイアンマン

スイム:3.8km
バイク:180km
ラン:42.195km合計約226km、17時間の制限時間内にフィニッシュすると“アイアンマン”(鉄人)の称号が受けられます。トライアスロンでは最も競技距離が長いものです。

1978年にハワイで始まり、現在では世界各地で予選が行われています。上位入賞者はハワイのコナで行われる本大会に出場できます。
アイアンマンではドラフティングは禁止されています。

意外かもしれませんが、トライアスロンには世界記録はありません。
これはタイムではなく着順を競う競技だからです。各大会では、順位によってポイントが与えられ、その合計ポイントによって世界ランキングや日本ランキングが決まります。

≪トライアスロン用語≫

トライアスロンは、3種目を連続して行う競技ということからラテン語の3を表す「トライ(tri)」と競技を意味する「アスロン(athlon)」の合成語で英語発音したものです。この他にも競技で使われている主要な言葉ご紹介します。

・エリート
トライアスロンのトップ選手の呼称です。マラソンのように一般選手と区別して競技をスタートすることが多いです。

・エイジグループ
年齢別(5歳ごと)に競技を行い、表彰するためのグループ分けをします。また、エリートに対して、一般選手を指すこともあります。

・マーシャル
競技全体を司る審判です。競技中の不正行為の監視や注意をしたり、警告、ペナルティを与えることができます。さらに競技終了後はマーシャル会議を行い、不正行為があった選手に警告やペナルティなどを与えることもできます。

・トランジションエリア
スイムからバイク、バイクからランへと競技種目の転換することを“トランジション”といいます。トランジションエリアはトランジションを行う場所のことです。

種目によって服や靴など取り替えますがその際にもタイムは止まらず、それらを含めて着順決まります。その為、トランジションをいかに素早く行うかによってレースにも影響してくるので、トライアスロンの“第4種目”とも言われます。オリンピック選手は8~10秒間で対応します。

・ドラフティング
これはスリップストリームとも呼ばれます。先行する選手の真後ろについて風よけするなどして直後に抜き去るような競技を有利に進める戦術であり、モータースポーツなどで多く使われるものです。

トライアスロンでは基本的にバイクにおける“ドラフティング”が禁止されています。
しかし、1995年の世界選手権以降トップ選手が中心となって出場する世界大会(世界選手権やオリンピックなど)では認められるようになりました。

・フィニッシュ
トライアスロンでは競技終了のことをゴールとは使わず、フィニッシュといいます。種目ごとの終了も同様です。

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トライアスロンの歴史

トライアスロンの歴史は新しく、始まりは1974年アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴでトラッククラブのメンバーたちが開催したレースからと言われています。その時の競技距離は、ラン4.5km、バイク8km、スイム0.4km、ラン3.2km、スイム0.4km合計16.5kmでした。

その後、アメリカ海軍の軍人たちがハワイで行われている耐久レースのホノルルマラソン(42.195km)、遠泳のワイキキ2.4マイル・ラフウォータースイム(3.8km)、アラウンド・オアフ112マイル・バイクレース(180km)のうち、「どれが一番過酷なのか?」と議論になり、全部一度にやって決めてみようということから1978年にハワイで3つの耐久レースと同じ距離を制限時間17時間と決めてアイアンマン・トライアスロンが行われました。この時、男性14名、女性1名の合計15名が参加しました。

以降、現代までアイアンマン世界選手権として世界各地で予選が行われ、ハワイで本選が行われています。

1982年、アメリカ合衆国のトライアスロン・シリーズでスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの合計51.5kmと3種目の競技距離を短縮したショート・ディスタンスが新しい国際基準として設定されました。

従来のおよそ四分の一の競技距離となったこの基準は、トライアスロンの人気を盛り上げるものとなり1990年代には世界中に広がりをみせ、2000年シドニーオリンピックからはショート・ディスタンスの形式が採用されるようになりました。
今ではこの競技距離はオリンピック・ディスタンスとも言われ、多くの大会でこれが採用されています。

日本では比較的初期の1981年、鳥取県の皆生温泉で最初のトライアスロン大会が開かれました。総競技距離は100km以上のロング・ディスタンス、男女合わせて53名が参加しました。この大会は現在まで続いている歴史ある大会となっています。

1985年には沖縄県の宮古島、滋賀県の琵琶湖、熊本県の天草でショート・ディスタンスの大会が開催されトライアスロンが注目されるようになりました。
現在では毎年約50のトライアスロン大会が日本国内で開催されています。
また、2009年から国体においてショート・ディスタンスの形式で公開競技となり、2016年からは正式競技となりました。

日本人選手の活躍は、1998年新潟県佐渡市でアジアで初めて開催されたロング・ディスタンスのトライアスロン世界選手権において、欧米のプロ選手が参加する中、志垣めぐみ選手が3位となり、日本人選手として初めてメダルを獲得しました。

2007年イスラエルで開催されたワールドカップ・エイラート大会では、田山寛豪選手が日本人選手として初めて優勝、2008年北京オリンピックでは井手樹里選手が5位となり、日本人選手としてオリンピック初入賞となりました。

2020年の東京オリンピックでは、オリンピック初のメダルも期待されています。

このようにまだ歴史の新しいトライアスロンは進化している途中の競技であり、距離・ルールなどによって細分化されていく傾向にあります。

例えば、屋外ではなく室内競技場と特設プールによるインドアトライアスロン、スイムを行わずラン・バイク・ランのデュアスロン、バイクを行わない「アクアスロン」、さらには一人ではなく、グループでレースを競うリレーなどの形式をとるものまでさまざまです。

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まとめ

欧米ではマラソンを凌ぐ人気のトライアスロン、2012年ロンドンオリンピックでは2日間(女子・男子)で120万人もの観客が集まったそうです。2020年の東京オリンピックでは、アクセスしやすいお台場海浜公園が会場なので実際に間近で観戦してみるのもいいですね。

以上、「東京オリンピック2020 トライアスロンの日程、会場、ルールと歴史」でした。

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