東京オリンピック2020 飛込の日本代表内定選手一覧(男女別)

投稿日:2017-01-10 更新日:

来たる東京オリンピック2020では28競技306種目、参加予定選手は10,500人、参加予定国地域は204にも登る予定です。その中の競技の一つである「飛込」。今まではあまりメディアに取り上げられることのなかったスポーツですが、昨今では漫画や映画の題材になる等、にわかに注目を集めつつあります。今回はその飛込の代表選手候補を男女別でご紹介します。

東京オリンピック飛び込み 日本代表選手一覧

東京オリンピック飛込内定選手

寺井健/坂井丞ペア:男子シンクロ飛込
寺井健:3メートル板飛込
三上紗也可:女子3メートル板飛込
荒井祭里:女子10メートル高飛込

 

東京オリンピック2020 飛込の代表選手は誰?男子

【寺井健(てらうちけん)】
生年月日:1980年8月7日
出身地:兵庫県宝塚市
出身校:此花学院高等学校
所属:ミキハウス
身長:170cm
体重:68kg

まず、最初に紹介しなければならないのが飛込界のレジェンド、寺内健選手です。生後半年から水泳を始め、競泳選手としてタイムが伸び悩む中、飛込の日本代表コーチ、馬淵崇英さんに見いだされ、小学校5年生の時に飛込に転向しました。中学二年生の時に日本選手権に出場し史上最年少で初優勝、1996年の高校一年生の時にアトランタ大会出場、以後、5回オリンピックに出場しています。日本飛込界を先導し続け、また確実に成績を残しており、2001年の世界選手権では3m飛板飛込で日本人初の銅メダルを獲得しました。
甲子園大学大学院卒業後、一度は引退も考え、2009年にミズノに入社後、営業職に転向しましたが、2011年現役復帰とミキハウス所属を発表し活躍し続ける、日本のエースです。

また同時に、今まで5度もオリンピックに参加しながらも、メダルにあともう一歩及ばない不運な面も持ち合わせています。リオ大会では、止まない強風が収まる前に待ちきれず飛び、飛込人生最低点を出してしまいました。続く演技で挽回を図るも失敗ジャンプが合計得点に響き、結果として4度連続で出場して来た決勝へ進めず予選で敗退してしまいます。この不完全燃焼な結果を受けて、「東京オリンピックも目指したい」と翌大会での雪辱を誓いました。悔しさをバネに充分な経験と結果を備えるレジェンドが、東京大会で最高の結果を目指して華麗にジャンプしてくれることを期待しましょう。
世界水泳選手権の決勝でみごと7位になり、男子シンクロ3メートル飛板飛込で、坂井選手とペアで東京オリンピック代表内定になりました!

【坂井丞(さかいしょう)】
生年月日:1992年8月22日
出身地:神奈川県相模原市
出身校:日本体育大学
所属:ミキハウス
身長:171cm
体重:58kg

続いて紹介したいのが、坂井丞選手です。両親ともに元飛込選手で現在コーチ、姉と妹も現役の飛込選手の、まさに飛込一家に生まれた若きサラブレッドである坂井選手は、神奈川県相模原市出身の24歳。両親の影響で自然に飛込競技を始めることになり、最初に出場した大会では幼稚園児だったそうで、当時の記憶は無かったそうです。小学校5年生の時に全国大会で初優勝、中学二年生で世界ジュニア大会に初出場しました。高校総体では3年連続で飛板飛込と高飛込の二冠を達成。2009年17歳の時には日本選手権で、1m飛板飛込で初優勝しました。その後日本体育大学に進み、現在はミキハウスに所属しています。

2014年仁川アジア大会で、3m飛板飛込で銅メダルを獲得。2016年にはリオオリンピック初出場を果たしましたが、決勝進出を逃し、「いいところがなかった」と悔しさをにじませ、4年後を見据えて演技に磨きをかけることを誓いました。専属コーチの父親とともに国際大会を周り、着々と力を付けている坂井選手、東京オリンピック2020開催時には28歳になります。世界水泳選手権の決勝でみごと7位になり、男子シンクロ3メートル飛板飛込で、寺井選手とペアで東京オリンピック代表内定になりました!

東京オリンピック2020 飛込の代表選手は誰?女子

【三上沙也可(みかみ さやか)】
生年月日:2000年12月8日
出身地:鳥取県米子市
出身校:鳥取県立米子南高等学校(卒業)
身長:155cm
体重:53kg

小学校2年生から飛込の世界へ。小学校4年生のころから、安田千万樹コーチの指導を受けてます。2018年のジャカルタ大会では3m飛込で4位、宮本葉月と組んだシンクロ7月19日に行われた光州世界選手権の女子3m板飛び込み決勝で5位に入賞し、見事東京五輪日本代表選手に決定しました。

【荒井祭里(あらい まつり)】
生年月日:2001年1月18日
出身地:兵庫県伊丹市
出身校:武庫川女子大学(在学中)
身長:150cm
体重:39kg

最後にご紹介するするのが、小学校1年生のときから水泳を始め、JSS宝塚スイミングスクールで練習を重ねる。2018年に行われたジャカルタアジア大会で、10m高飛び込みで5位に入賞し板橋美波選手と組んだシンクロ高跳びで4位入賞。
2019年光州世界選手権で10m高飛び込みで、9位に入り始めて2020五輪代表選手に決定しました。

 

まとめ

男女4人の選手を紹介しましたが、東京オリンピック2020まで、まだまだ時間があります。この他にも若く、才能ある飛込の代表選手がどんどん育ってくるに違いありません。これからも期待をしたいところです。

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TOKYO五輪2020応援サイトの総合監修・記事掲載を務める、三福マサトです。 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに姉妹サイトの「ぐぐスポ!ニュース速報」では1000記事以上作成の実績

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