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東京オリンピック2020 ラグビーの日程、会場、歴史

投稿日:2017-06-03 更新日:


ラグビーは日本をはじめ世界中で人気のあるスポーツですが、オリンピックでは1924年パリ大会以来、競技種目として採用されていませんでした。しかし、2016年リオオリンピックで7人制ラグビーとして復活し、2020年東京オリンピックでも男女ともに競技が行われる予定です。

今回は、ラグビー競技の日程や会場、ルールと歴史についてご紹介します。

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東京オリンピック2020 ラグビーの日程・会場

開催日程:2020年7月27日(月)~28日(火)

会場:東京スタジアム
所在地:東京都調布市西町376番地3

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ラグビーのルール

ラグビーというと1チーム15人で試合をする15人制が一般的なイメージです。
しかし、7人制(セブンズ)のラグビーも歴史が古く国際大会も行われており、オリンピックでは7人制ラグビーが採用されています。

7人制と15人制のルールはフィールドの大きさ、大まかなルールはほぼ同じですが違うところもあります。簡単に下のようにまとめましたのでご覧ください。

フィールド:100m×70m

得点:
トライ5点コンバーション(トライ後のゴール)2点反則後のペナルティーゴール3点ドロップゴール3点
※トライとは相手陣地の一番奥(インゴール)の地面にボールをつけること

7人制 15人制
出場人数 7人(FW3、BK4) 15人(FW8、BK7)
控え選手 5人 7人
交代回数 3回 7回
 スクラムの人数  3人  8人
 レフリー  5人  3人
 試合時間  7分ハーフ  40分ハーフ
 ハーフタイム  1~2分  10分
 コンバーションキックの制限時間  40秒  60秒
 キックオフ  トライをした側 トライをされた側
 シンビン  2分間  10分間

※FW=フォワード、相手陣地へ攻め込んでいくポジション。BK=バックス、フォワードの後方に控えているポジション。
※試合時間について、大きな大会の決勝では10分の場合もある
※コンバーションキック:トライが決まってからするキック
※シンビンは反則などにより、レフリーによってシンビン(一時退出)となること

ラグビーのキックといえば、五郎丸選手のようにボールを地面に置く“プレースキック”のイメージが強いのですが、7人制では地面にボールを落としてからキックする“ドロップキック”の方が一般的です。これは7人制の試合時間が短い為であり、プレースキックが禁止されているわけではありません。

〇7人制ラグビーの見どころ
15人制と同じサイズのフィールドを7人でゲームするので、コンタクトプレーではなく速さやステップなどで相手を抜いていくプレーが中心となります。
展開が早く、ボールもよく動き見ていてわかりやすいです。
試合時間も短いので初めてラグビーを観戦する人にもおすすめです。

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ラグビーの歴史

ラグビーの正式名称は「ラグビーフットボール」といい、“紳士のスポーツ”ともいわれます。これは、その発祥であるイギリスでは中流階級の子息が通う名門校で盛んに行われているからです。

フットボールとは、相手陣地のゴールへボールを蹴り込み得点をするスポーツのことです。フットボール=サッカーと思いがちですが、広い意味でフットボールがあり、その中にサッカーやラグビー、アメリカンフットボールなどがあります。

ラグビーはイギリスのラグビー校(私立の中等教育学校、パブリックスクールの1つ)で誕生しました。
もっとも有名な話として、「1823年、ラグビー校のエリス少年がフットボールの試合中にルールを勘違いして、ボールを抱えたまま相手ゴール目指して走り出した」があります。

実際にはエリスがボールを抱えて走った第一号がどうかは不明ですが、文献で確認されるもっとも古い名前であることは確かなようです。
また、この頃のフットボールのルールとして手でボールに触れることは構わなかったようですが、“ボールを抱えたままゴールへ走る”という行為は違反だったそうです。

19世紀前半までのフットボールは各パブリックスクールで独自のルールがありましたが、1863年にロンドンで統一ルールを目指した協議が行われた結果、近代サッカーが誕生しました。

この時、“ボールを持って走ること”“おさえること”“ひっかけてつまずかせること”などのルールが認められなかったことに納得できない者たちによって、1871年ラグビー協会がロンドンで設立されました。

ラグビーは肉体的に激しい負荷がかかる中、頭を使ってゲームすることが求められます。
指導者層を輩出するパブリックスクールでは、知力体力を兼ね備えた人間を育成するためにもラグビーは盛んになりました。
また、当時のイギリスは世界中に植民地を持っていたため、各地域でラグビーは広められていきました。今日でもイギリス連邦でラグビー強豪国が多い理由の1つです。

1871年に初めての国際試合であるイングランド対スコットランドの一戦が行われ、1873年には国際大会も開かれました。
オリンピックでは1900年のパリ大会から1924年のパリ大会まで15人制ラグビーが4回行われました。

7人制ラグビーの歴史も古く、1883年スコットランドで誕生しました。
そのきっかけは、ラグビー大会の人数が集まらなかったので、少人数でもゲームができるようにと考え出されたことです。
しばらくの間、7人制ラグビーはスコットランドでしか人気はありませんでしたが、1973年にスコットランドラグビー協会の百周年記念行事の1つとして、公式な国際試合が初めて行われました。

1976年には、国際大会の香港セブンズが開催され現在も続いています。
ラグビーワールドカップセブンズは1993年から、女子は2009年から始まり4年に1度開催されています。また、毎年11月から5月にかけてワールドラグビーセブンズシリーズが10カ国持ち回りで開催されています。

日本にラグビーが入ってきたのは開国早々のことでした。
日本における初めての試合記録は、1874年横浜でイギリス船員たちの間で行われたものです。
本格的に日本へ紹介されたのは、1899年にケンブリッジ大学卒業のクラーク教授と田中銀之助によって慶應義塾大学生へ紹介された時のことでした。

20世紀に入ると日本でのラグビー競技人口が爆発的に増え、1920年代には全国で1,500以上のラグビークラブ、6万人以上もの選手が登録されていました。
中でも慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学が中心となり、早稲田と慶應は1924年から試合を行っています。

“スポーツの宮様”と呼ばれた、秩父宮雍仁親王はラグビーにも尽力され日本ラグビーフットボール協会(JRFU)の名誉総裁を務められました。
現在の秩父宮ラグビー場(東京都港区)は以前、東京ラグビー場と言われていましたが、秩父宮雍仁親王薨去に際して秩父宮ラグビー場と改称されました。現在では、「西の花園、東の秩父宮」といわれるほど日本ラグビーの中心的な競技場となっています。

日本ではラグビーの試合は、社会人ラグビーであるジャパンラグビートップリーグがサントリー、神戸製鋼、パナソニック、東芝などが強豪チームとして有名です。
大学や高校のラグビーの試合も年末年始に毎年テレビ中継されています。

歴代の有名な選手は、2016年10月に亡くなった元日本代表選手、元日本代表監督であった平尾誠二は現役時代に卓越したプレーと端正な顔立ちから“ミスター・ラグビー”と言われました。

最近ではラグビーワールドカップ2015の日本代表として活躍した五郎丸歩選手でしょう。プレースキックを蹴る前の精神統一を図る独特なポーズは注目を集め、「五郎丸ポーズ」として2015年度流行語大賞にも選ばれました。

日本における7人制ラグビーの歴史は1930年に大会が開催されたことをきっかけとして、国内に広まりました。1959年からはJRFU主催の7人制ラグビーの大会YC&AC JAPAN SEVENSが開催されています。

国際大会における7人制ラグビー男子日本代表ですが、ワールドセブンシリーズでは15チーム参加中の15位(2014/2015・2015/2016)、14位(2016/2017)という結果です。

世界的には強いとは言えませんが、アジアではトップクラスの強さを誇ります。オリンピックのアジア予選大会では台湾、中国、韓国などに完封勝ち。かつてイギリス領であった香港にも逆転勝ちしてリオオリンピックに出場しました。

リオオリンピックでは、ワールドカップ2015年に南アフリカを相手に大金星をあげたことに続き、強豪ニュージーランド、ケニア、フランスなどに勝って12チーム中4位となりました。この躍進は世界に驚きを与え、2020年の東京オリンピックでは更なる活躍に期待がかかります。

まとめ

オリンピックで採用されている7人制ラグビーの主なルールは15人制と変わりません。人数が少ない分、選手やボールの動きが早く試合時間も短いので、ラグビー観戦が好きな方はもちろん、初心者でも楽しく観戦できそうです。

2020年の東京オリンピックでは、日本代表の活躍にも期待して応援してみてはいかがでしょうか。

以上、「東京オリンピック2020 ラグビーの日程、会場、歴史」でした。

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