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東京オリンピック2020 陸上(十種競技・男子)の日程、会場、ルールと歴史

投稿日:2017-02-06 更新日:

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タレントの武井壮さんが元日本チャンピオンであることなどから、注目度を上げている十種競技。この競技には走・跳・投のすべての要素があり、総合力の最も高かった優勝者は「キング・オブ・アスリート」と称えられます。この称号を求めて10種類にも及ぶ種目で競い合う男たちの戦いには、興奮と感動が詰まっています。

東京オリンピック2020で行われる陸上(十種競技・男子)をよりおもしろく観戦するために、ルールや歴史などを確認しておきましょう。また、日程や会場についてもご紹介しますので、会場へ足を運んでみてはいかがでしょう。

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東京オリンピック2020 陸上(十種競技)の日程

開催日程:7月31日(金)~8月8日(土)
陸上競技は上記の日程で行われ、このうちの2日間で十種競技が実施されます。

会場:新国立競技場

陸上(十種競技)のルール

十種競技は男子が行う混成競技です。1日5種目ずつ、連続2日間で合計10種目を実施し、すべての種目の記録を点数化したものの合計得点で順位を競い合います。

1日目は100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m走の順に、2日目は110mハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500m走の順に競技を実施します。
実施する10種類の競技は、基本的にはそれぞれの種目の規定に則って行われます。いくつか存在する例外として、

①走り幅跳び、砲丸投げ、円盤投げ、やり投げの4種目は、3回だけ試技を行い、そのうちのベスト記録を採用する
②本来のトラック種目では不正スタート(フライング)は一発失格だが、混成競技に限り、1回目のフライングはやり直し、2回目以降のフライングは失格とする

などの、混成競技独自のルールがあります。

選手たちは、1種目でもスタートしなかったり、一度も試技をしなかったりした場合、それ以降の種目に参加できません。その時点で棄権とみなされてしまいます。

各種目の記録は、それぞれの種目の決められた計算式を用いて点数化します。得点は、計算式に決められた単位に変換した記録値を代入し、求めます。
それぞれの種目の計算式はこちらです。

・100m走:25.4347×(18-T)1.81
・走り幅跳び:0.14354×(d-220)1.4
・砲丸投げ:51.39×(D-1.5)1.05
・走り高跳び:0.8465×(d-75)1.42
・400m走:1.53775×(82-T)1.81
・110mハードル:5.74352×(28.5-T)1.92
・円盤投げ:12.91×(D-4)1.1
・棒高跳び:0.2797×(d-100)1.35
・やり投げ:10.14×(D-7)1.08
・1500m走:0.03768×(480-T)1.85

(「T」には秒単位に変換した記録、「D」にはメートル単位に変換した記録、「d」にはセンチメートル単位に変換した記録を代入すること)

とても複雑な計算式になっていますので、実際の計算では、得点計算用ツールや得点表などを使うことが多いようです。

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陸上(十種競技)の歴史

十種競技は、1904年の第3回セントルイスオリンピックから行われています。初代金メダリストは、イギリスのトム・カイリーさんです。
当初は1日で全種目を行ったり、行われる種目が異なっていたりしました。その後採点方式なども含め、ルールの変更が重ねられ、現在の十種競技の形がつくられました。

現在の世界記録は、アメリカのアシュトン・ジェームス・イートンさんが持つ9045点です。十種競技で9000点を超える記録を持っているのは、2人だけです。オリンピック種目ではありませんが、七種競技でも6645点という世界記録を持っています。
アシュトン・イートンさんは短距離種目を得意としています。100m走、走り幅跳び、400m走のベスト記録は、日本のトップ選手の記録に肉薄していますし、110mハードルに至っては日本記録より0.04秒速い記録を持っています。この記録だけを見ても「キング・オブ・アスリート」の名にふさわしい選手だということがわかりますね。
オリンピックでも強さを発揮し、ロンドンオリンピックで金メダルを獲得、リオオリンピックでもオリンピックタイ記録となる8893点で2連覇を達成しています。

日本では、日本選手権を1990年~1996年に7連覇した金子宗弘さんや、2004年~2008年に5連覇した田中宏昌さんなどが、日本十種競技をけん引してきました。
現在の日本記録は、2014年に右代啓祐選手が出した8308点です。右代選手も日本選手権を2010年~2015年に6連覇し、今も日本のトップを走っています。
リオオリンピックには2大会連続出場となる右代選手と、2016年の日本選手権を8180点で制した中村明彦選手が出場しました。結果は右代選手が7952点で20位、中村選手が7612点で22位でした。
右代選手は大会前に骨折しており、その影響があるなかで20位という結果は素晴らしいものだと思います。また、リオオリンピックの競技後には「メダルを取りたいと思えた」と話しています。中村選手の総合順位は22位でしたが、1500m走では全体の2位という好成績を残していますし、両選手ともこれからに期待ができますね。

まとめ

リオオリンピックでは、1928年のアムステルダムオリンピック以来となる、2人の日本人選手が出場を果たし、日本十種競技のレベルが上がってきていることを見せてくれました。
世界記録保持者で現オリンピックチャンピオンのアシュトン・イートンさんは2017年1月に引退を表明しています。2020年の東京オリンピックでは、日本人選手の活躍と新たなチャンピオンが誕生する瞬間を見逃さないようにしましょう。

以上、「東京オリンピック2020 陸上(十種競技・男子)の日程、会場、ルールと歴史」でした。

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