東京オリンピック2020 マスコットはいつ決まる?決め方は?ドラえもんじゃないの?

投稿日:

2020年に開催される東京オリンピックのエンブレムは昨年ようやく決まりましたが、マスコットはまだ決まっていませんね。日本にはドラえもんをはじめ人気のあるキャラクターが数多くありますが、それらは選ばれるのでしょうか?
今回は東京オリンピックのマスコットがいつ決まるのか、また決め方はどうなっているのか?などについてまとめました。

東京オリンピックのマスコット いつ決まる?決め方は?

2017年1月17日(火)、東京オリンピック・パラリンピックの大会マスコットの選考検討会議が開催されたと発表がありました。これはエンブレムを決める際に問題となった選考方法を受けて、マスコットの選定方法をどうするか議論するために設けられた会議です。

メンバーはタレントの中川翔子さん、「妖怪ウォッチ」の生みの親であるゲームクリエイターの日野晃博さん、元プロテニスプレイヤーの杉山愛さん、ファッションジャーナリストの生駒芳子さんら14名で構成されています。

既に、第2回(1月27日)、第3回(2月6日)の会議も開催され、3月中にはマスコットの選考方法について国際オリンピック委員会(IOC)/国際パラリンピック委員会(IPC)に提出する予定だそうです。
リオオリンピック直後には公式HPで「大会マスコットは2017年頃に決定する予定」と掲載されていましたが、現在では削除されています。
まだ応募要件などについて話し合っている段階ですから、今年中の決定は難しそうですね。大会マスコットが決まるのは2018年以降と考えられます。

マスコットの決め方については、日本のクリエイターによるコンペ等も検討されましたが、第3回の会議で「作品に対して一定のデザイン要件を求める公募とする方向性で検討を進める」こととなりました。
これは、「参加資格要件は求めず、積極的な意思を持つ人がチャレンジできる募集方法こそ、オリンピック・パラリンピックの精神にかなったもの」という考え方からだそうです。
要するに、大会マスコットの決め方については下記のようになりました。

・専門家の公募や指名ではなく、一般公募から決める
・デザインについて一定の要件がある

※実施競技や場面による動きのバリエーションが必要なため、応募時に複数のポーズなどが求められる見込み

応募に年齢制限が設けられる可能性もありますが、「力あるプロから、自由な発想を持つ一般の方々やお子様まで参加していただきたい」とのことですので、かなり多くの方にチャンスが広がったのではないでしょうか。

2月13日(月)開催予定の第4回会議では、マスコット応募のデザイン要件の詳細と、審査方法の方針などについて話し合われる予定です。
着々と進んでいるようですから、大会マスコットがどんなものになるか今から楽しみですね。

ドラえもんはマスコットじゃない!世界では無名!?

リオオリンピックの閉会式で公開された2020年東京オリンピックのPR動画では、ドラえもんをはじめ、マリオやキャプテン翼などが登場しました。これらのキャラクターは大会マスコットではないのでしょうか?

(リオオリンピックの閉会式)

実はドラえもんは2020年に東京でオリンピックを開催するための“招致特別アンバサダー”に就任していました。

ドラえもんはかなり前から世界中で漫画が各国語で出版され、アニメが放映されています。特に東アジア、東南アジア、スペインやイタリアなどの南欧諸国などで、とても人気があります。無名どころか、海外でも幅広い世代に有名なキャラクターです。

招致委員会では、この世界的な人気を生かして親善大使的な役割をドラえもんに期待しての就任依頼でした。他には元サッカー日本女子代表選手の澤穂希さん、レスリングの吉田沙保里選手らが就任していました。

また、昨年の7月から鉄腕アトム、セーラームーン、ワンピース、ドラゴンボールなど日本を代表する人気キャラクターを一同に集めたデザインの公式ライセンス商品を販売していますが、これらも大会マスコットではありません。
あくまでも、日本代表選手団を応援し、国内のオリンピックムーブメントをより活性化するためのものです。

では、なぜこれらのキャラクターたちが大会マスコットにならないのでしょうか。それは、オリンピックの大会マスコットがその著作権をIOCが持ち、さまざまなグッズを作って販売されることが理由の一つです。

ドラえもんをはじめ、日本には世界に誇れる人気キャラクターが多くありますが、その権利をIOCに譲渡する会社はいないと思われます。実際、海外を含め過去のオリンピックでも既存キャラクターが選ばれたことはないようです。

 

まとめ

2020年の東京オリンピックの大会マスコットを決めるための動きが始まりました。どうやら幅広く一般公募によって決まりそうです。これから募集要項なども発表されるので、お披露目されるのは2018年以降になりそうです。
大会マスコットはエンブレムと同様、オリンピックの顔ともいえるものです。親しみやすく長く愛されるものになって欲しいですね。

以上、「東京オリンピック2020 マスコットはいつ決まる?決め方は?ドラえもんじゃないの?」でした。

The following two tabs change content below.
TOKYO五輪2020応援サイトの総合監修・記事掲載を務める、三福マサトです。 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに姉妹サイトの「ぐぐスポ!ニュース速報」では1000記事以上作成の実績

-最新ニュース
-, , , , ,

Copyright© Tokyo五輪2020応援情報サイト , 2024 AllRights Reserved.