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東京オリンピック2020 ボートの日程、会場、ルールと歴史

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東京オリンピック2020の競技の一つになっているボートは、1秒で10mも距離を進めることができる、高速制と耐久性を競う競技です。個人のパワーだけでなく、全体のまとまり、統一性もレースに勝つには重要なポイントになります。本大会での日程や会場、ルール、歴史をご紹介します。

東京オリンピック2020 ボートの日程、会場

競技日程:2020年7月25日(火)〜8月1日(火)

開会式が7月24日に行われるので、その翌日から8日間かけて熱戦が繰り広げられます。

会場:海の森水上競技場
東京港の二つの人口島の間の水路を利用して新しく整備される施設です。立地の良さ生かして、豊かな緑と水辺が、都市景観にうまくマッチングするように計画されています。オリンピック・パラリンピックのボート・カヌー競技が行われる予定で、その後は、水上スポーツ発展の拠点として、また都民が親しむ憩いの場、レクリエーションの場として使用される予定です。

ボートのルール

ボート競技のルールですが、スウィープ艇とスカル艇という2種類のボートがあります。

スウィープ艇とは、大きいオールを1人1本ずつ持って漕ぐ競技です。また「舵なし」とは、スウィープ艇で舵を取る専門の「舵手(コックス)」を乗せていない種目のことで、この場合は漕手が足下で自ら舵を取ります。

スカル艇とは、小さいオールを1人2本持って漕ぐ競技です。

【スウィープ艇】
・エイト競技:1チーム9人
スウィープ艇に乗り、8人の漕手に1人の舵手を加えた9人がボートに乗ります。ボート競技の中では最大人数で、最も速度が出ます。

・舵なしフォア競技・軽量級舵なしフォア:1チーム4人
男子のみ。
軽量級では体重制限を設けており、男子は漕ぎ手の平均体重が70kg以下、かつ個人の体重が72,5kg以下、女子は平均体重が57kg以下で、かつ個人の体重が59kg以下であることが条件です。

・舵なしペア:1チーム2人

【スカル艇】
・クォドプル競技:1チーム4人

・ダブルスカル競技・軽量級ダブルスカル競技:1チーム2人
軽量級では、スウィープ艇と同じ様に体重制限があります。

・シングルスカル競技:1人

以上、ボートの種類、参加人数等の違いで様々な種目別で競われます。

オリンピックでは、固定されたスタートポンツーン(桟橋)に船尾をつけ、同時に6杯のボートが一斉にスタートします。2000mの距離を漕ぎ、ボートの先端がフィニッシュラインを超えた順番で順位が決まります。タイムは100分の1まで計測されます。

レースは予選、敗者復活戦、準決勝と複数回行われ、最終的な順位は決勝で付けられます。

ボート競技は単純なルールで初心者にも観戦を楽しみやすいと思いますが、実はレースでは様々な戦略が練られています。

まず自然条件がそのままレース結果に繁栄される為、特に影響を受けやすい風と波をどれだけ読めるかが鍵になります。

またボートはスピードを出す構造にする為に細長い構造になっており、バランスを崩すと転覆しやすい仕様になっています。そのため、漕手が多いほど、全員の息を合わせる必要があり、その統一性が重要になってきます。また一糸乱れぬ動きの美しさも、最大の見所です。

その統一性は、漕手一人一人の役割に掛かっています。まず舵取り役の舵手(コックス)は、最短距離でゴール出来るよう舵を取りながら他のボートの様子を見、全体のペース配分を考えるなど、リーダー的な存在です。

次にバウと呼ばれる船首に位置する漕手は、オールさばきを揃える為の指示を出します。船尾に位置する漕手はストロークと呼ばれ、他のすべての漕手から見られるポジションにあるため、オールさばきの基準となります。そしてその他のミドルに位置する漕手が重要なエンジンとなり、上記のポジションの指示やストロークのピッチに合わせ、力の限り前進するのです。

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ボートの歴史

その昔、ボートは輸送手段の一つとして生活の一部で、その歴史は古代にまでさかのぼることが出来ます。紀元前1430年のエジプトの碑文に、アメンホテプ2世が有名なボート選手であったと書かれているそうです。

近代的なボート競技は18世紀イギリスで誕生し、最初の競技は賭け事の対象として、プロの船頭たちによるレースがテムズ川で行われたと言われています。概して湖や沼が多いヨーロッパで発展し、現在も強豪国は欧米諸国が締めています。

オリンピックは、男子は1900年のパリ大会から種目になっています。第一回アテネ大会から開催が予定されていましたが、悪天候のため中止された為です。女子は1974年のモントリオール大会から正式に採用されています。

日本では欧米諸国に比べると競技人口が少ないのが実情です。最初に日本に伝わったのは、1866年に在日外国人が横浜に作ったボートクラブだと言われています。日本が最初にボートでオリンピックに参加したのは1928年のアムステルダム大会で、これまでに3回入賞しており、直近では2004年アテネ大会の男子軽量級ダブルスカル出場の浦和重選手と武田大作選手が6位入賞を果たしています。残念ながらメダルを獲得したことはまだありません。

しかし、日本の大学ではボート競技が盛んで、全日本大学選手権では毎年約80校が参加します。2005年には岐阜県でアジア初の世界選手権が行われ、盛り上がりを見せました。

まとめ

アメリカ、ドイツ、イギリスがメダル獲得数でも圧倒的な強さをみせるボート競技、東京オリンピック2020では、果たしてどの国が入賞、メダル獲得をするのでしょうか。近年では中国の女子がメダル獲得に絡んできているので、これからはアジア勢の活躍も期待できそうですね。レース日程は8日間と長いので、選手達の体力、集中力も試合結果に反映されることでしょう。

以上、「東京オリンピック2020 ボートの日程、会場、ルールと歴史」でした。

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